17 5月 2025 - 23:14
Source: Parstoday
BRICSニュース |加盟国が経済特区のデジタルマップ作成を計画/イラン銀行ネットワークのBRICS接続が議題に

ロシアが、BRICS新興経済国グループ作業部会会議で民族料理観光協会の設立を提案しました。

 BRICS TVによりますと、ロシアは最近のBRICS作業部会会議で「民族料理観光協会」の設立を提案しました。

ロシア経済開発貿易省のニキータ・コンドラチェフ多国間経済協力局長は、「この取り組みは政府と民間部門の協力強化に寄与するだろう」と述べています。

また、「BRICS諸国の文化的多様性は、観光客誘致を競い合う上で優位に作用する」と語りました。

複数の予測によれば、民族料理または民族美食観光産業の価値は2025年までに1兆ドルを超えると見込まれています。また、ロシア南部カザンで開催された経済フォーラムでは、BRICSプラス諸国のSEZ経済特別区のデジタルマップ作成案も提起されました。このデジタルマップにより、投資家は各ゾーンのビジネス状況と利点に関する完全な情報を獲得できるようになります。

エジプト・スエズ運河経済特区のモハメド・アブーエルダハブ(Mohamed Aboeldahab)局長は、「この計画の運用により、我が国はBRICS協力の主要国になりうる」と強調しました。

ロシア経済特区協会のミハイル・ラブディン(Mikhail Labudin)理事長も、「これらの経済特区は評価に値する」とし、これらの特区向け投資の魅力を査定する共通の方法論の構築を提案しました。この計画は最終承認後、ロシア大統領府に提出されることになっています。

また、その他の報道によりますと、イラン中央銀行総裁は「近隣諸国およびBRICS加盟国との政治関係の発展という政府のアプローチにかんがみ、当銀行の業務プロセスにはBRICS加盟国および全ての地域諸国向けに、イランとロシアの決済システム・ミールと提携するシステムの稼働・運用が課題に掲げられている」と表明しました。

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